オリジナルLinux作成

○オリジナルLinuxの作成

▼開発環境の作成
 開発用のマシンに開発環境を整える。
 →今までの流れで作成済み。

▼ルートファイルシステムの作成
 FHSに基づきオリジナルのファイルシステム(ディレクトリ構成)を作成

▼デバイスファイルの作成
 ・キャラクタデバイス
 ・ブロックデバイス
 ・ネットワークデバイス

 ・キャラクタデバイス
  キーボード、マウスなどキャラクタのストリームとしてデータを扱う。
  →バッファを経由しないでデバイスにアクセスするためシーケンシャルな扱いしかできない。

 ・ブロックデバイス
  HDD、CD-ROMドライブ等、固定長のサイズのデータを扱う。
  →バッファ経由でアクセスするためランダムアクセスが可能。

 ※MAKEDEVスクリプトを作成し、デバイスファイルを作成する

カーネルソースの展開
 オリジナルLinuxで必要となるソフトウェアの参照先としてカーネルのヘッダファイルが必要となる。
 オリジナルLinux似合わせたバージョンのカーネルを展開し、シンボリックリンクを作成する。
 展開後、make mrproper を実行し、カーネル環境を初期化する。

▼各ソフトウェアのコンパイルと導入
 ・glibc
  →configureコマンドで環境定義作成。
   make実行
   ※※configparmsとld.so.confの意味を再確認すること。